芸術の秋 2014 11 3
色鮮やかな彫刻というと、
日光の東照宮を連想しますが、
「そこまで行くのは、遠い」と思う人には、
埼玉県の秩父市にある「秩父神社」は、どうでしょうか。
この神社は、規模としては、中規模なものですが、
驚きは、参拝が終わった後にあります。
つまり、参拝後に、本殿の周りを一周すると、そう感じるでしょう。
本殿の壁面には、しかも四方の壁面に、
色鮮やかな彫刻があるのです。
それは、日光の東照宮に匹敵するほど見事なものかもしれません。
(参考までに、その一部を画像で掲載します)
さて、秩父神社というと「秩父夜祭」を連想しますが、
この夜祭には、このような歴史があります。
このお祭りは、ご祭神である「妙見様(みょうけんさま)」にちなんだ祭礼であり、
かつては、旧暦11月3日に行われていたものが、
明治の改暦によって12月3日となり、現在に至っています。
「妙見信仰(みょうけんしんこう)」とは、古代バビロニアに始まり、
インドと中国を経て、仏教と共に我が国に伝来したものが、
平安時代に献灯をもってする北辰祭として都に流行し、
時を経て上野(今の群馬県)の国衙(こくが)に近い花園妙見寺から秩父平氏が招来したもので、
北辰(北極星)・北斗(七星)を神座とする星辰の信仰として伝えられました。
(引用、以上 秩父神社のサイトから)
芸術と歴史を鑑賞できる秩父神社は、
東京からは、池袋駅で、西武池袋線の特急レッドアローに乗車して、約80分です。
これからの季節は、車窓から紅葉を楽しむことができます。
終点の西武秩父駅からは、タクシーで数分です。
健脚な人には、徒歩15分の距離にあります。
秩父神社の近くには、
「行列ができる」蕎麦屋があります。
「手打そば武蔵屋」という老舗です。
(www.chichibu-musashiya.co.jp)
(注意)
土曜日、日曜日は、自動車で行くのは無理だと思います。
東京から秩父へは、国道299号線となりますが、
険しい山の中の一本道なので、非常に渋滞します。